本町キャンパスの特色



目標へ、真っ直ぐ続く2年間。
あなたの手に、知識と技術と自信を。


人々が生き生きと暮らす街・鳥栖で、これまで30年以上にわたり、医療の専門職者を育成してきた緑生館。
すでに多くの卒業生が、プロとして医療の現場で活躍しています。
各学科のなかでも専攻看護学科は、准看護師から看護師へのステップアップに特化し、その実績に定評がある学科です。
全国模試では毎年上位の成績を修め、国家試験の合格率は常に全国平均を大きく上回る結果を残しています。
全国でも珍しい2年制・全日制の充実したカリキュラムで、看護師国家資格取得を全力でサポートします。
人の幸せを支える看護師のこころ、知識・技術を身につけ、さらに社会で活躍できる“新しい私”を目指しましょう。


コンセプト



奉仕の「心」、総合的な「智」、そして看護の「技」。
看護師に必要な3つの能力を育みます。


他者への理解や倫理観、奉仕の心など、人としての心の在り方を学び、良好な人間関係を築く力を育みます。


看護に必要な知識はもちろん、現場での判断力や対応力につながる総合的な智恵を育みます。


看護師としての基礎的看護技術を学び、少人数教育や演習により実践力を育みます。

実践【看護師免許】

准看護師が都道府県知事免許であるのに対して、看護師は国家資格免許です。看護師にはより高度な専門的知識や技術が要求され、その分、幅広く、また専門的に医療福祉の場において看護の業務を行うことができ、活躍の場が広がります。本学の専攻看護学科では、准看護師から看護師を目指す方を対象に、2年間のカリキュラムで看護のこころ、知識・技術を教授し、国家資格の取得を全力でサポートします。

学生ファーストの支援体制

学校の役割は学生に勉強を教えることだけではありません。緑生館では、学生の成長を第一に考えた指導と様々な支援を行っています。
学校での主役は学生ひとりひとりです。
学校は常に「学生ファースト」であるべきだと考えます。
しかし、それは無条件に手を差しのべたり、甘やかしたりすることではありません。
学ぶのは学生自身です。学生が医療職になるために、社会性を身につけ、自分で考えて学習し、自らの力で成長していけるよう、様々な角度から個別にサポートすることが、緑生館の使命であると考えます。

学習サポート

学習イメージ

緑生館が大切にしたいこと

  1. 学生が主体的に学ぶ ~アクティブラーニング~
  2. 経験を活かす学習 ~失敗経験を成功経験に繋げる指導~
  3. ハートフルケアの心
医療現場で大切なことは正しい知識や高い技術だけではありません。「ハートフルケア」の心が大切だと考えます。

なぜ清潔や誠実さ、倫理観が必要なのか。
患者様やご家族に寄り添うとはどういうことなのか。
思いやりとは何か。etc

それらの大切なことを、学生に接する態度や行動で伝えていくことが、私たち教職員にとっての「ハートフルケア」です。

演習を多く取り入れたカリキュラム

緑生館のカリキュラムでは、講義形式の授業だけではなく、グループワーク形式の演習を多く取り入れています。医療職は他職種のスタッフや患者様、ご家族等多くの方とのコミュニケーションや連携が必要不可欠です。グループワークにより自分の意見を他者へ正しく“伝える”技術を学ぶとともに、他者の意見を丁寧に“聴く”技術やグループの意見として“まとめる”技術をしっかりと学びます。

多職種連携教育

本校には看護系の専攻看護学科、総合看護学科、リハビリテーション系の理学療法学科、作業療法学科の4つの学科があります。
そして、これらの学科で学ぶ学生たちはお互いの職種を理解するために、ケース検討会のプロセスを通して多職種連携の必要性、自分の職種としての役割や機能について考える多職種連携合同学習会を体験することができます。

内容としては、一つの共通事例に基づいて各グループが課題や必要な支援などをディスカッションして資料を作成し、最後に各グループ毎に発表を行う。
発表についてはスライドやポスターなどの形式は自由となっています。

理学療法士・作業療法士・看護師の立場から医療者としての考え方の共通性や違いを認識できますので、多職種連携の必要性や支援方法についてお互いの立場をも尊重できるようになります。
また、自分の意見を持つことができ、他者に伝えることで様々な学びができる学習方法です。

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国家試験合格を徹底的にサポート

サンプル画像
1年次より国家試験を意識した学習や実際に国家試験に出題された問題を利用した小テストを繰り返し実施します。1年次から積み重ねられた経験は、国家試験受験の本番で大きく花を開かせる原動力となります。

全ての実習が終了した後の最終学年10月に国家試験合格のための集中講義を行います。国家試験全員合格へ向けての士気を高めるとともに、学生同士教え合い、学び合うことで学習効果を高めてクラスの団結を図ります。
また、最終学年10月以降は国家試験対策に集中して取り組むことができます。学内においてもグループ学習やシェア学習で学生同士支え合うとともに、グループ毎にサポート教員を配置することでしっかりと個別対応を行い、学力の底上げを実施します。
専門業者の国家試験模擬試験も早い段階から取り入れ、各自の学習到達度を客観的に把握できるようにしています。特に模擬試験の結果が目標に到達していない学生は早期に重点対策者としてピックアップし、特別メニューや教員の個別指導を含めてしっかりとサポートを行い、合格へ導きます。

万が一国家試験に不合格だった場合は、卒業後も合格まで無償でサポートを行います。
本人が望めば、理事病院でアルバイトをしながら、講義の無料聴講、学校の学習スペースの開放、教員との面談や個別指導等が可能です。在校生と一緒に国家試験合格のための合宿に参加することや、国家試験模擬試験の受験も積極的に薦めています(実費負担あり)。挫折を味わった学生を挫折のままで終わらせない。挫折を乗り越えることで、より多くの成長に繋げることができれば、挫折の経験は決して無駄ではありません。不合格者のフォローこそ、最も重要な学習サポートのひとつと考えます。

国家試験合格実績はこちら

実習サポート

緑生館は特定の病院の附属学校ではないため、理事関連病院の他にも、主に佐賀県福岡県内の多くの病院・施設で実習をお引き受けいただいております。それぞれ設備や規模、方針や考え方の異なる複数の実習先にて多様な実習を経験することで、医療職としての視野を広げることができ、将来の就職先として自分にあった進路を検討する材料とすることもできます。
また、可能な限り実習現場に専任教員または実習指導教員が付き添うようにしており、しっかり学生に寄り添って丁寧にサポートを行います。学生は、安心して実習に向えるとともに、講義で学んだことと臨床現場で必要なことを関連付けて学習することができます。

【主な実習先】
  • 理事施設
  • 私立大学附属病院
  • 国立病院機構の病院
  • 地域医療機能推進機構の病院
  • 医療法人立の病院
  • 病院付属の地域連携室
  • 訪問看護ステーション
  • 保育所
  • 介護老人保健施設
  • 特別養護老人ホーム
  • グループホーム
  • 小学校、中学校
  • 市町村保健センター
  • 保健福祉事務所
  • 市役所



経済的サポート

緑生館では、受験者や入学者の経済的な負担を少しでも軽減できるよう、様々な支援制度を用意しています。

その他の取り組み

  1. 生活面や社会性に関する指導
    しっかりと自分から挨拶をする。規則やルールを守る。生活リズムを整え、体調管理を行え、遅刻や欠席を防止する。他者への配慮を行う。自分の言動が他者へ与える影響について注意する。等、社会人としての常識やマナーに関する指導を行います。
  2. スクールカウンセラーによる学生相談室の設置
    緑生館では、学業以外の悩みや相談にも個別に対応する体制を整えていますが、教員や家族に相談しにくい悩みを抱えている場合の相談窓口として、外部のスクールカウンセラーによる学生相談室を設置しています。
    また、各校舎事務室前に意見箱を設置し、ハラスメント防止及び様々な課題の把握と改善に役立てています。
  3. 保護者との連携による問題の早期発見と対応
    緑生館では、保護者と連携を大切にしており、保護者と一緒に学生の成長をサポートしていきたいと考えています。半期毎に成績報告書にて成績をお知らせする他、欠席や遅刻の回数が増えたり、学校での様子が気になる時など、早期に連絡し連携を取ることで問題の早期発見と早期の対応を行っていきます。
  4. 理事病院や卒業生と連携した効果的な実習、就職サポート
    緑生館は平成3年の開校以来、佐賀県福岡県を中心に九州各地の病院に多くの卒業生を送り出してきました。理事関連施設や多くの実習先では、緑生館の卒業生が直接実習指導を担当してくれることもあり、本校教員との密な連携が可能です。看護師やセラピストの先輩としてまた緑生館の先輩としても、後輩の指導に熱心に取り組んでいただいております。学生ひとりひとりの個性を理解した指導が可能となり、実習先で問題が発生しそうな時にも早めの連携を行うことで、より効果的な実習を行うことが出来ると感じています。
    また、就職にあたっても、理事関連施設や卒業生の就職先施設から、多くの求人が寄せられており、就職のサポートも充実しています。